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FAQ

よくある質問

グラスウール断熱材・吸音材に関するよくある質問
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グラスウールのかさ比重とは何ですか?

かさ比重とは、粉体や粒体、繊維体(グラスウールはここに含まれる)などの物質以外に空隙を含む物体の質量を外寸の体積で割った値のことです。
 

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グラスウールがステンレス配管などの金属を腐食させることはありますか?

オーステナイト系ステンレス鋼が腐食する原因が、長期間にわたる断熱材などとの接触であることはよく知られています。
これは、保温材に含まれる可溶性ハロゲン化物(主に塩素)が濃縮されてできる塩化物イオンの影響によるものです。

ただし、この可溶性塩素の作用を可溶性珪酸ナトリウムが抑制するので、保温材の塩化物イオンと珪酸ナトリウム濃度の相関関係によって、その保温材がオーステナイト系ステンレス鋼に対して適切か不適切かどうかを判断できます(ASTM C-795)。

 

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グラスウール断熱材をお客様自身で施工することはできますか?

断熱材の施工は、前後の工程との繋がり及び関係がありますので、工務店及び工事業者の方が施工されることをお奨めいたします。

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間柱の間隔がまちまちの箇所に防湿シート付きグラスウールを入れる際、押し込まず、室内側に膨む箇所ができないように施工するには、どうすれば良いでしょうか?

マグ・イゾベールでは各部位に適応できる、さまざまなサイズのグラスウール断熱材を用意しておりますが、間崩れ部分等(狭い部分等)ではグラスウールカッター等を使用して、幅詰めを行っていただく必要があります。

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防湿シート付きグラスウールを横に半分に切って、切断面を塞がずそのまま施工しても大丈夫でしょうか?

防湿シート付きグラスウールは、ポリエチレンフィルムで覆われています。
同じポリエチレンフィルムでも、室内側に向けて施工する面のフィルムは防湿層としての役割、屋外側に向けて施工する面(及び側面)のフィルムは施工性を向上させるための役割と機能が異なっています。
施工後において機能的に重要性を持つのは、室内側に向けて施工する面のフィルムですので、切断したような場合には、室内側のフィルムのみ断熱材の室内側に隙間なく施工することが大切です。

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壁にグラスウールを施工する際に、コンセントボックスやスイッチボックスはどのようにグラスウールと防湿シートを施工するのでしょうか?

コンセントやスイッチボックスカバーの大きさに合わせて、グラスウール断熱材にカッターナイフ等で切り込みを入れます。
切り込んだ部分の防湿フィルムを剥がし、グラスウール断熱材をコンセントボックスカバー等の裏側に通します。
最後に、コンセントボックスカバー等と周囲の防湿フィルムを気密テープで隙間なく貼り合わせて留めつけます。

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グラスウールはアレルギー症状の原因になるホルムアルデヒドを含んでいますか?

グラスウールを製造する際に使用する接着剤に、わずかにホルムアルデヒドが使用されています。

しかし、製造段階において殆ど除去されます。

グラスウールは適切な工程を経てホルムアルデヒドを除去しているため、建築材料としての評価はホルムアルデヒド放散量が最も少ない最上位等級(F☆☆☆☆)に該当しており、建築基準法における使用制限を受けずにご使用いただけますのでご安心ください。
 

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グラスウールと発泡プラスチック系断熱材の違いはなんでしょうか?

断熱材は、空気等の気体層が動かないように固定する事で熱を伝えにくくしています。

グラスウール断熱材はガラスを細かい繊維状にして、絡み合った繊維の中に空気の層を形成します。一方、ポリスチレン樹脂等を使用した発泡プラスチック系断熱材は、発泡させた細かい気泡の中にガス等の気体を閉じ込め、動きにくい気体層を構成します。

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マグ・イゾベールのグラスウール断熱材はどこで購入できますか?

一般のお客様は、ホームセンターあるいは販売店(材木店、建材店等)からご購入ください。一般のお客様向けにメーカー直販は行っておりません。

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イゾベール・コンフォートなどの製品を天井用としても使うことはできますか?

サイズ及び仕様等の問題がなければ、部位に関係なくご使用いただくことができます。

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「通気くん」のサイズが合わない時の対応方法はありますか?

サイズが合わない場合の対応としては、野地板に片側だけ木下地を施工し、通気くんの片側をカットしてタッカー留めをします。
 

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グラスウールにカビが発生し、アレルギーの原因になるようなことはないのでしょうか? また、施工方法が原因でそうしたリスクが発生することはありますか?

カビは一定の温度・湿度・養分という3つの条件が揃うことでどのような箇所、素材にも発生します。
グラスウールが結露の発生等で長時間濡れたような状態になった場合には、カビが発生する可能性があります。
カビの発生を防止するためには、正しい施工により結露の発生を防止することが大切です。

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界壁(施行令114条)に充填するグラスウールで仕様 が密度20K(かさ比重0.02以上)となっていますが、高性能グラスウール16Kに変更しても、適合しますか?

弊社グラスウール製品  では密度20Kの製品は生産していない為、密度24K以上の製品を使用していただいております。(厚さ25㎜以上)
高性能16K品は通常の24K品と同等の熱性能を持っていますが、かさ比重で見た場合、0.016となる為適合しません。 
弊社グラスウール製品を使用しての構造の場合は、24K25㎜以上の製品が適合品ということになります。(グラスウールを使用しない構造も条件によって出来ます。)

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グラスウール断熱材を施工した住宅では、高い気密性能を出せないと言われましたが、本当ですか?

住宅の気密性能は住宅の施工が完了した後、実際に室内に気密測定器を持ち込み、実測して算出します。
その為断熱材の種類以上に、施工精度がより影響を与える値となります。
その中弊社は、充分な高気密・高断熱住宅をコンスタントに建てられているビルダー様とお取引を数多くさせていただいています
目安としては、防湿層付きグラスウールでは、C値= 1.0前後が目標値となりますが、より高気密を目指されるお客様は、防湿層なしグラスウール+別張りシートを採用されており、C値 = 0.1を下回る事例などもあります。
断熱性能を十全に発揮するためにも気密性能は重要な要素です。マグ・イゾベールでは、より高断熱・高気密を推進するためにも、防湿層なしグラスウール+別張りシートのご採用を推奨いたします。

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一般的にグラスウールの耐用年数はどの位ですか?

グラスウールは化学的に安定した素材であり、経年変化による劣化等が少ない製品です。特別な外的要因(水濡れ、日射など)がない限り、長期にわたりご使用いただくことができます。

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グラスウールを低温で使用する時、マイナス何度まで使用可能ですか?

グラスウールは、幅広い温度帯でのご使用が可能です。但し、低温側に関しましてはJISにも明確な規定等はありません。
JISA9504(人造鉱物繊維保温材)にはマイナス側の規定は特に記載されていませんが、JISA9501(保温保冷工事施工基準)、「保温・保冷材の種類及び主な物性、熱伝導率算出参考式」には-20℃の記載がありますので、マイナス側は-20℃が限界ではないかと思われます。
また、低温であればあるほど結露防止上の条件は厳しくなりますので、防湿施工等には注意を要することになります。

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鉄骨造でフィルム付きグラスウール断熱材の耳の止め方はどのようにすればよいですか?

弊社では鉄骨造用の専用製品の取り扱いがございません。通常、木造(住宅)用の製品をスタッド間に充填する方法で適用していただいております。
但し、住宅用の製品は幅455mmを基本サイズとしています。鉄骨造では幅600mmが基本サイズとなることが多い為、住宅用製品をそのまま使用出来ない場合があります。また、鉄骨造ではスタッドが金属となりますので、木造住宅と同様のタッカー留めはできません。気密テープ等で断熱材両端の耳をスタッドの見付け面(表面)に仮留めをしてから石こうボード等とスタッドで挟み込むことにより固定することが必要となります。
 

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マグボードガラスクロス貼りのカットの仕方、処理について教えてください。

表面材のガラスクロスをカットが必要な分だけ剥がし、中のグラスウールは市販の大きめなカッターを用いて定規を当ててカットします。
ガラスクロスはカット後、小口を覆うように後ろに巻いて、市販のスプレー糊で貼ります。

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吸音板の施工について教えてください。

スピンドルピンは、一般的に コンクリートやボード下地などの施工の際に使用します。
接着剤を用いてスピンドルピンを躯体に留めた後、スピンドルピンにグラスウールを留め付け(ピンにグラスウールを刺すイメージ)、グラスウールから出た先端のピンとグラスウールをボタンワッシャーでしっかり抑えます。
断熱ファスナー(アンカー)は、コンクリートやALCなどの躯体に打ち込みし、グラスウールをしっかりと留める場合に使用します。
尚、両工法共、ピンの長さはグラスウールの厚さに合ったものを使用します。
 

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「イアルマグウォール」が汚れてしまった場合、どのようなメンテナンスをしたら良いでしょうか?

「イアルマグウォール」が汚れてしまった場合のメンテナンスは、中性洗剤を浸した布で丁寧に叩くことです。汚れのひどい場合は、取り換えをお勧めします。

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マグボードガラスクロス貼を塗装して使いたいのですが。

ガラスクロスの表面に塗装をした場合、クロスの目が詰まる状態となり、吸音効果が低下することが想定されます。
また、ガラス繊維が塗装に適していないこともあり、弊社としてはお勧めしていません。
 

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外気に接する床について、防湿層はどちらに向けて施工すればよいですか?

防湿層は室内側 (一般の床には防湿層は不要ですが、外気に接する床には必要)に施工します。
*外気に接する床も、一般の床と同様に防湿層の適用除外要件が使えます。

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「通気くん」を吹付け断熱材で使用したいのですが。

「通気くん」はグラスウール等の繊維系断熱材での使用を想定し、開発した商品です。その為、吹付け断熱材での使用は考慮しておりません。 
尚、施工実績数はあるようですが、工事業者様又は吹付け断熱材メーカー様の方で何かしらの検証等を行った上で使用しているものと理解しております。

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ALKとALGCの違いについて教えてください。

ALK:アルミクラフト紙は、アルミ箔(厚さ0.007㎜)とクラフト紙(重量50g/㎡)を接着剤で貼り合わせた製品です。
ALGC:アルミガラスクロスはアルミ箔(厚さ0.02㎜)とガラスクロス(厚さ0.11㎜)を接着剤で貼り合わせた製品です。
アルミガラスクロスは「公共建築工事標準仕様書(機械設備工事)」の適合品で、アルミクラフト紙よりも強度があります。
アルミクラフト紙はアルミガラスクロスよりも安価です。

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床用グラスウールの防湿層について 床用製品に防湿層が付いてないが必要ありませんか?

床の断熱施工では基本的に防湿層を省略できるため、床用製品には防湿層が付いていません。床用断熱材の下面側が床下に解放されており湿気排出を妨げない構成となっていれば、水分は断熱材と床合板の間に閉じ込められた状態になっても床下に排出され、カビ発生等のリスクは低くなります。

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グラスウールには燃焼時に発生する(有害)ガスはありますか?

周囲での火災により高温にさらされた場合、充分な酸素が供給されていれば発生するガスはほとんどが二酸化炭素と水分です。
充分な酸素が供給されていない場合フェノール樹脂が熱分解することになりますが、形態は様々でどのようなガスが発生するかは一概に言えません。
周囲が高温に加熱されるとすると様々なガスが発生し、いかなるガスでも(二酸化炭素でも)人体に影響します。酸素が不足するということでも人体に害があります。
グラスウールはその約95%がガラスで構成されており、有機物はフェノール樹脂として5%程度しか含まれておりませんので、発生するガスは多くはありません。

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吸音率データで「1」を超える数値は、どう考えたら良いですか?吸音率データの単位は%ですか?

残響室法吸音率測定は、グラスウールの表面積で割った値を吸音率として算出するされる為、実際には側面部の吸音効果も測定されるので「1」を超える数値となる場合があります。実際の施工を考えた場合でも、側面部の吸音効果は有効であると考えられることから「1」を超えても測定値として認められています。 
吸音率データは例えば値が「0.9」の場合、「1」の入射に対し、「0.9」跳ね返さないという音のエネルギーの割合を表しますので、「%」では使用しません。

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湿度が高い場所でのグラスウール使用について教えてください。

グラスウールは、湿気に弱いと言われることがあります。実際には、湿気に弱いのではなく湿気が入りやすく、出ていきやすい(透湿抵抗が低い)性質をもっているということであり、湿度が高い状態では使えないということではありません。
しかしながら、グラスウール内部に湿気ではなく水が入ってしまった場合には、性能の低下等の問題がありますので注意が必要です。断熱材としてお使いいただく場合には、防湿材を隙間なく施工する、通気層工法等を採用することで結露の発生を防止することが重要となります。そういう意味合いから、湿度が高い状態は、結露発生リスクが大きい状態と言い換えることができますので、結露対策にはより配慮が必要となると言えます。
 

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グラスウールは経年劣化したり、性能が落ちたりしますか?

グラスウールは無機質材料のため、経年劣化しにくい安定した素材です。
温度や湿度の影響を受けにくく、年月が経過しても形状や断熱性能が変化することはほとんどありません。

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グラスウールを施工して、時間がたってからずり落ちてくるようなことはありませんか?

グラスウールは通常の施工をした状態で外的に特別な要因が発生しない限り、ずり落ちてくるようなことはありません。
過去に防湿施工の不備等から壁体内で結露が発生し、断熱材内に大量の水がたまって断熱材が脱落する等の事例がありましたが、適切な防湿処理を行い通気層工法を採用することで結露の発生は防止できます。

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グラスウールには発がん性がありますか? アスベストのような有害物質でないか心配です。

グラスウールは、これまで世界中で1世紀以上にわたって使用されています。
そのうち40年以上にわたり、グラスウールに携わる人々に対し健康診断や死因調査が行われていますが、これまでの調査報告のなかにグラスウールが原因と考えられる異常や所見は認められていません。

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グラスウールを決められたとおりの厚みではなく潰して薄く施工した場合、断熱性能はどう変わりますか?

断熱材の断熱性能は熱抵抗(R値)で表され、熱抵抗は「厚さ」を「熱伝導率」で割って算出されます。
 熱抵抗(㎡・K / W)= 厚さ(m)÷ 熱伝導率 (W / m・K)
断熱材の断熱性能は厚さに比例します。
つまり、潰して薄く施工した場合は、断熱性能も下がってしまうということです。

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グラスウールの耐熱温度は何℃ですか?

グラスウールの耐熱温度についてご説明します。

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